妊娠・出産・赤ちゃん

赤ちゃんのうんちの話と便秘の対処法

 

「えっ、赤ちゃんってこんなにおしっこやうんちするの!?」
赤ちゃんと生活を始めて驚くことの一つかもしれません。

頻繁におむつを替えていると、最初は手間取っていたおむつ交換もサッとできるようになってきた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか

おしっこやうんちは赤ちゃんの健康の手がかり

おしっこやうんちは赤ちゃんの健康状態を見大切なバロメーターになります。

生まれたばかりの赤ちゃんは、1日に何回もおしっこをします。回数でいえば1日に10-20回。

なぜこんなに回数が多いのかというと、膀胱にたくさんおしっこをためることができないからです。

また腎臓は、尿の濃さを調整して、体液のバランスを保ちますが、赤ちゃんはこの機能が未熟で、薄いおしっこを何回にも分けてします。

同じように腸にうんちをためておくことができないので、うんちも頻繁にします。

回数は1日4~8回くらいですが、生後1~2か月頃は授乳のたびにうんちをする子もいます。※回数に関しては個人差が大きいです

母乳とミルクでうんちの性状は異なる

主に母乳を飲んでいるのか、ミルクを飲んでいるのかで、多少うんちの性状が異なります。
どちらも正常な健康なうんちです。

赤ちゃんも便秘になる、便秘の時の対処法

生まれてすぐは便がゆるく、1日に何度もウンチをしますが、次第にうんちをためられるようになると、うんちの回数が減ってきます。

数日間排便がないと“便秘なのでは”と心配になるかもしれませんが、機嫌よく母乳やミルクを飲む量が減っていなければ心配ありません。

逆に、毎日排便があっても、顔を真っ赤にしていきんでいたり、少量のコロコロとしたウンチしか出ないことが続く場合は、便秘の可能性もあります。

おうちでできる便秘対策

お腹を「の」の字マッサージ

簡単に実施できる方法です。スキンシップや腸の動き促進に繋がるので、便秘の時だけでなく、普段からやっても問題ありません。

①赤ちゃんを仰向けに寝かす
②3,4本の指先で赤ちゃんのお腹を軽く押さえながら、へその周りを“の”の字を描くようになでる

お風呂で洗っているときや、オイルや保湿剤を塗るときに一緒にやるのもよいですね。

綿棒浣腸

これは綿棒を使って直腸を刺激し、便意を促すというものです。
やりすぎて癖になるということはないので、普段より回数が少なくかたい便の時は試みてみてもよいでしょう。

<必要なもの>
・大人用綿棒
・ワセリン(ベビーオイルやオリーブオイルなどでも可)
・新聞紙、またはおむつ替えシートなど

<方法>
1. 新聞紙やおむつ替えシートを赤ちゃんの下にひく
2.綿棒の先にワセリンを塗る
3.赤ちゃんの両足を持ち上げて、校門に綿棒を約1~2cm挿入する
※このとき、入れすぎないように、短めに綿棒を持っておくと安心です
4.綿棒の先を、直腸の内部を優しくな増量に、10秒程度ゆっくりとまわして刺激する。

この方法を試し、綿棒に便が付いていれば間もなく排便があるサインです。

すぐ出ない場合は、おむつをして少し様子を見てください。

それでも心配なときは、ご相談ください

マッサージや綿棒浣腸をしてもなかなか出ずに不安、ということもあると思います。

そんな時は、ぜひ私たちに直接ご相談ください。

お腹の張りの状態や、うんちの状態からどうしたらいいのか一緒に考えることができます。

またズームで画面を繋ぎながら一緒に手技を確認することも可能です。

悩む事も多いうんちのトラブル、「うーん」と思ったらぜひその時にご相談ください!

 

利用者の声

  1. 30代女性・2か月赤ちゃん

  2. 30代女性・1か月赤ちゃん

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